お墓をつくらず、自宅のリビングにお仏壇を置き、その中に母の遺骨をしまうことを選んだ父。母と一緒にいたい、近くにいたい、というその気持ちすごく分かります。
母は「こうしてほしい」とは、何も言い残しませんでしたし、私は、父がそうしたいのであれば、それで良いと思っています。
昨今、手元供養という選択とその幅が広がっています。
遺骨はお墓に納めて自宅には位牌、仏壇という、これまで一般的だった形にはとらわれず、自由でおしゃれな方法が増えているんですね。
遺骨本体はお墓に納めて分骨したものを家で供養する方法と、
お骨本体を家で供養する方法とあるようですが、
おしゃれな飾り台、ステージ
美しい骨壺
オブジェ
アクセサリー、ペンダント
ハーバリウム
などなど、いろいろあるのです。
遺族の悲しみに寄り添う方法が増えているのですね。
ただ、お墓を持たないという選択(一時的でも)をする場合、家族でない人にとっては、お墓まいりに行くことができず故人を偲ぶ方法がなくなってしまったり、分骨を敬遠する方もいたり、と親族との話し合いは必要かと思います。
また、手元で供養できなくなった場合には、いつかはどこかへ埋葬しなければならない、ということも考えておかなければいけません。
手元供養は、
大切な人の死を乗り越えて、遺族が前向きに人生を歩くための選択肢ですね。
次回から「我が家の収納事情」を紹介します。
キッチンだけでなく、家全体の収納少ない問題です。
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