「終活アドバイザーとして、きっかけ作りをお手伝い」
なんて大きなこと言っている私ですが、
こんなのきれいごと、そう思いたい私の”建て前”なのかもしれません。
現実問題、
実家で一人暮らしをしている77歳の父が本当はどうしたいと思っているのか、分からないのです。
私と父は、そんなに仲良い親子というわけではありませんでした。
仲が悪いというわけではなかったけどね。独身時代から実家には電話して母とは話すけど、父とはそんなに話すことはなく。
でも、母の最期の入院が決まってから、私は父とよく話すようになりました、というか話さなければならなくなりました。
昔よりは父と近くなったけど、
老人(あえて、老人と言いますが)は本音を言わない。
自分はまだ大丈夫という気持ちと、娘達には迷惑をかけたくない気持ちがあるのだと思います。
私には、何が父の幸せなのか、まだ分かりません。
でも強く思うのは、
私が子供の頃に見ていた父の姿は、きっと今の私の姿です。
家族に囲まれて、元気があって、仕事にもやる気がある、不器用だけど一生懸命に子育てしていた30年前の父。
年老いたら、誰もいない家で、ゴミとホコリの中でじっとうずくまるようにテレビの前で買ってきた惣菜を食べる。
そんな風に私もなるの?
老いるってそういうことなの?
このままで本当に良いのかな。
ほっておけない、よね。
だから、娘としてちゃんと父の高齢化と向き合いたい、できていないんだけど。
これが私の本音です。
たまにイラストに登場する、カバ。何者?!(笑)
次回、ご紹介します!
Comments