【終活】追悼の気持ち

母がいなくなってから4年が経ちました。

その間、私は2回のヘアードネーションをしました。


ヘアードネーションとは、31cm以上伸ばしてカットした髪の毛をメディカルウィッグ(医療用ウィッグ)として使ってもらう髪の毛の寄付のことです。


JHD&Cが行っている活動です。

JHD&Cとは、寄付された髪だけで作ったメディカル・ウィッグを頭髪に悩みを抱える18歳以下の子どもたちに完全無償提供している日本で唯一のNPO法人です。



抗がん剤の影響で母の髪の毛が抜けてなくなってしまった時、母はウィッグを作りました。


「やっぱり人毛で作られたものは、蒸れないし、艶も自然で良いのよ~。ありがたいわ。」と母は、とても大切にしていました。


そのウィッグは母が葬儀の時に被り、母と一緒に火葬されました。


最期まで母の尊厳を守ってくれたウィッグに感謝するとともに、なぜか私は燃やしてしまったことで「返さなきゃ!!」と強く思うようなったんです。

誰にだろ?分からないんですが、変な話、誰かに髪を返さなきゃという思いが強くて、ヘアードネーションをすることにしました。

何だろ?勝手にね、不思議な使命感。



実は今、現在、母の遺骨はきちんとお墓に入ってはいません。

(通説として良い悪いはあるとは思うのですが、そこは、まあ。)

父は、母を手放せませんでした。

しばらく、母と一緒にいたいと言っていた父の気持ちを尊重して、父の気の済むまで、

実家のリビングのお仏壇に母にいてもらえば良い、と私も思っています。

それはそれで、父の、母への追悼の方法。


人によって、亡くなった人を追悼する方法って違うと思うんです。

私にとっては、お墓まいりに行くよりも、お仏壇にお線香をあげるよりも、ヘアードネーションをすることが、今は母を追悼する方法です。


母は死んだ後、自分のことをどうしてほしかったのかな~。



今年の夏に送った髪の毛の写真を撮っておきました。

ヘアードネーション

私、髪のケアがズボラでして、お風呂後もドライヤー嫌い自然乾燥派で、ロングをキレイに保つのって下手なんです。

あと、ドネーションをもう一回できるかな。どうしようかな、三回目。

気の済むまでやってみようかな。


次回、今、私の気持ちの中で、母はどこにいるか、というお話です。