今年、母の七回忌でした。亡くなってから6年。
母がいないことに慣れてしまった。
今の正直な気持ちです。
毎日一回は母の顔を思い出すし、会いたい悲しみは消えないけれど、息ができなほどの心の穴はふさがった感じがしています。
私は何か宗教を信仰しているわけではないけれど、供養の方法に強い希望もなく、母の葬儀は仏式で、そのまま一周忌、三回忌に親族で集まり食事会をしてきました。
今年、七回忌、特別な何か変化があるわけではないけれど、母のことを想いながら叔母たちと食事をする、そんな機会があることは嬉しいことだと思っています。
毎年夏になると、母が最期の入院をした時のバタバタと、実家岡山での暑い空気を思い出します。
あぁ、6年も経ったんだ。
「お母さん」、
声に出して呼びかけたい。
先日、写真整理をしていて、私の結婚式の写真が出てきました。
見ていたら、母が泣いている写真をみつけて思わず涙が出ました。
七回忌の食事会の席でも、叔母(母の妹)の「夢におねえちゃんが出てきてね」って話を聞いていたら、たまらなく母に会いたくなって涙が止まらなくなりました。
もう大丈夫と思っていたのに、久しぶりに母が恋しくて泣きました。
節目ってホントなんだろう。
時間が流れているだけで何もないけれど、たまに涙を流す良いタイミング、良い機会なんだと思います。
次は、十三回忌。
7年後、父は86歳か、さてさてみんなどう歳を重ねているでしょうか。
次回、「大後悔している、私の反抗期」です。
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