先日、子供達と私の昔話をしていて思い出したことがありました。
中1の長男がそろそろ反抗期くるんじゃないの?
なんて話していたのですが、
私、高校3年生の1年間、母とずっと喧嘩をしていてほとんど口をききませんでした。
父は単身赴任、妹は学校の寮に入っていて、実家で母と私の2人暮らしでした。
受験を控えて、学校も家も、もう何もかもがうざくてうざくて、遅めの反抗期だったんだと思います。
今から思えば、母と2人きりの大事な1年間。
もっと優しくふるまえたら良かったのに。
冷戦真っ最中の、あの日、何かのきっかけで
「もう、こんな家早く出ていきたい!」
と、イライラを母にぶつけてしまいました。いつもは応戦してくる母が、その時は
「・・・”こんな家”なんて、」
とシュンとしてしまって、反抗期ながら、あ、やばい、言いすぎたと感じました。
今だから分かります、母がどんなに頑張って仕事をして、家庭を回し、家族を大切にしてきたのかを。それを”こんな家”なんて、ね。
それからしばらくして、受験が終わって家を出てしまったけど、あの時のシュンとなってしまった母の後ろ姿を今でもたびたび思い出します。
なんであんなこと言ってしまったんだろう。ごめんね。
ずっと後悔しています。
後悔の気持ちって、苦しいね。
【母の話】
次回、年賀状に続き父とのすったもんだ、
「父の暑中見舞い①はぁぁぁ?!」です。
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