お片付けのご依頼をいただいた、桜川さんちのキッチンを片付けています。
前回、
①扉閉めたら見えないんだけどね
桜川さんは、70代、女性、お一人暮らしです。
一見、とても綺麗にされているキッチンのお困り事が見えてきました。
桜川さんのキッチンには、たぶん今はあんまり活躍していない調理器具がいっぱいあります。
ここら辺ね
しゃぶしゃぶ鍋
寿司桶
五脚そろったステキな茶碗蒸しの器、
大きな漬物用タッパ
キャビネットの下の方の奥にも
炭火の網焼き炉、
大きなお鍋、
などなど
整理収納のメソッドでは、
「一年間使わなかった物は持っていることを見直しましょう」
（私の解釈では）とあるのですが、
桜川さんの調理道具は、今は何年も使っていないけど家族のために一生懸命にお料理してきた勲章ですね。
使わない調理器具を全部処分すればスッキリするのは分かっているけれど、今回は、桜川さんのお困りごとに忠実に。
キッチンの上の方にある勲章達にはあまり手を付けず、
「日常の生活で使っている部分を使いやすく！」を考えて片付けすることにしました。
あまりにもキッチンに物が多くて収納しきれず困っていたら、使っていない調理器具を処分することも考えますが、桜川さんのキッチンはちゃんときちんと収納されているからね。
桜川さんの身長も考えると、今、あまり活躍していない調理器具は上の方に移動して、手の届く範囲を使いやすく。
この範囲と、食器棚のスパイスと乾物を片付けましょう！
コンロ前のゴミ箱も移動しないので、扉が開きにくい収納の中は、基本的にはあまり使わないものを入れることにしましょう。
次回、「桜川さんちのキッチン③自慢したくなるお鍋のフタ収納」に続きます。