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【終活】ピンチ!父の電動付き自転車生活

79歳、実家で一人暮らしの父。

昨年の12月、79歳の誕生日に自動車の運転免許を更新しないことを決め車を手放しました。


【昨年の車を手放す時の記事】



手放すと決めるまでいろいろありましたが、父、英断だったと思います。

車がなくなって、生活の脚がなくなり不便になった父は、今年の春、電動付き自転車を購入したようです。


岡山の市内に住んでいるとは言え、行きつけのスーパーは徒歩で30分くらいかかるし、バスもちょっと使いづらい場所だし。

「やっぱり、不便なんだよ。江戸時代になっちゃったみたいだから。いいね~、電動付きの自転車は!」

と、父は楽しそうに自転車を乗り回しているようでした。


スーパーなどの近場はもちろん、1時間以上もかかるお墓参りにまで前カゴにバケツとヒシャクを乗っけて自転車で行ったんだ、疲れた~、なんて笑いながら話していました。

終活 電動付き自転車

倒れて骨折でもしなきゃいいんだけど、と見守っていたところ、

先日、電話で「自転車、パンクしちゃったんだ。」と。


あらあらあら。


購入した自転車屋さんは家からちょっと遠いらしく、自転車を押していくには気が乗らないようで。

とりあえず、私がネットで調べて何軒か自転車修理してもらえるお店を提案してみたのだけれど、このご時世、どこも閉店していたりして、父自身では修理してもらえるところを探せず、、


うーん。雲行き怪しいぞ。


こういう時、近くに住んでいたら何かしらのヘルプができるんだけど、遠隔操作は難しいですね。

「購入したお店まで空気入れを積んで途中で空気を入れながら乗っていく」が父の最善で最終の案みたいなのですが、パンクから1カ月、まだ父の自転車は直っていません。


父、面倒くさくなっちゃってるよ。

終活 電動付き自転車 あーあ

あー、こういう時ね。

日常のルーティーンはなんとか1人でも十分やっていけているのだけど、こういう日常からちょっと外れた楽しくない面倒臭い案件は億劫に感じて行動に移せなくなってしまうんです。


明日にしよう。

明日にしよう。


で、先延ばし。



歩いて5分ほどのコンビニでなんとか事足りているようです。

このまま、自転車直らないんじゃないかな。


いいのかな、いいんだよね。

父が選んだ実家一人暮らし。父が選んだ自転車生活。リスク前提、困り事があるのも想定内。これで、いいんだよね。



次回、12月15日に開催しましたセレモニーホール青柳さんでの終活基礎講座の様子です。




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