終活アドバイザーやってます、島しまこ、です。
私、終活アドバイザーなんですけど、最近、終活という言葉に違和感を感じてておりまして。
常々、終活って”死ぬ準備”ではないんだよな~、って感じております。
死ぬまでにやっておきたい大切なことではあるのだけど、"死ぬ準備"ではなくて、そもそも
死ぬ直前に終活なんてしてたら悲しい気持ちで鬱々として、前に進めなくなちゃうじゃないですか。
私の終活に対するモットーは
「飛ぶ鳥 跡を濁さず」
終わり感を出さずに、”終活”の大切さを伝えることはできないかな。
「終活」
「生前整理」
に代わる何か良い言葉はないかな~と探しています。
そこで今日は、一冊の絵本をご紹介します。
絵本作家のヨシタケシンスケさん
「このあとどうしちゃおう」
です。
(画像から楽天ブックスにリンクしています。)
この絵本、究極の終活だ!
子供用に絵本にしちゃうなんて!すごい!と私は思っています。
しかも、終活なんて言葉一言も使っていない!!
この絵本との出会いは、子供と一緒に本屋さんをふらふらしていた時。
ヨシタケシンスケさんの本は、保育園の本棚にあって読んだことがあって、面白い視点で絵本を書く作家さんだなと思っていたので、あ、新作が出てる、とぱらぱらと目を通しました。
母が最期の入院をしていた頃だったと思います、実家近く岡山の本屋さんで。
その時は買わなくて、でも、その後、ずっとその絵本が気になって気になって、母が亡くなった後どうしても子供と読みたくて買いました。
少年のおじいさんが亡くなった後に、自分の死んだ後のことを「このあと どうしちゃおう」と、おじいさんが書き綴っていたノートを少年がみつける、という内容です。
この絵本に折り込みで入っていたヨシタケシンスケさんご本人のインタビュー記事で
「死について、まじめにじゃなくて、ふざけ半分に本音のところを気楽に話せるようなきっかけになればと」
ということを仰っていて、当時、母の気持ちを知りたかったと死後にたくさん後悔していた私には、この言葉がとてもとても心にしみました。
あと、どこだったのかな~、このインタビュー記事の中だと思っていたのですがみつかりませんでした、
「人は優しいウソをつき続ける」
という言葉があって、優しいウソに包まれた本音の部分をエンディングノートに書き出して
もらえたらなと思って、私はエンディングノート講座を始めることにしました。
まさに、終活って「このあと どうしちゃおう」ってことだと思うんです、このタイトルすごいな~。
【エンディングノートの過去記事】
あー!!今、ものすごく欲しい物があるんです!!
どうする?どうする?買っちゃう?
次回、「物を増やすこと勿れ」です。
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