【終活】父の東京移住白紙 2023春
- shimada
- 12月5日
- 読了時間: 3分
そうだ、父の話をしよう。
このブログのお父さんシリーズ、なにげに人気がありまして。
2017年に母が亡くなってから、ゴミ屋敷やら移住問題やら、いろいろ、皆さん、父を気にかけて下さっていて。
しばらく書けていませんでした。
地元の岡山から東京移住する予定だった父が、なぜ札幌の高齢者施設に入ることになったのか。
さかのぼること、2023年3月末、いずれと思っていた父の東京移住の話は白紙になりました。
そうか、もう3年近く前になるんですね。
2023年3月 東京移住白紙 ←ここにさかのぼっています
2024年1月 もう一人暮らしは無理と判断
2024年8月 札幌へ移住
2023年3月当時、父は80歳。
なんとなく私も妹も、父がいずれは高齢者施設に入るもんだと思っていたんです。
妹の住んでいる東京で、近くに終の棲家をみつけようと。
北海道は寒いって言うし、東京の方が父の友達にも会いやすいから。
そういう方向で話し合ってきました。
父が岡山を離れるのが嫌だったら、岡山の実家も残しつつ、とりあえず東京に別荘のつもりで新居を用意しようと。
サービス付高齢者住宅を探し、契約し、家賃も払い始め、部屋を整え、あとは父がカバン一つで上京すればいいという環境を整えました。
全部、妹がね、やってくれたんです。
コロナが終わって、できれば2023年3月末、私達の春休みに合わせて引っ越しできたら良いなと思っていました。
さあ、おとうさん、そろそろ引っ越す?
引越しの日を決めようか、となった時、
父が
「最近、強盗が恐いからさ、家を空けるのもどうかと思って。もうしばらく東京は、、、」
と言い出しました。
あー
あーーー
でた。やっぱりか。
父、東京に移住する気ないや。こりゃ。
強盗が心配とか言い始めて、東京は嫌なのね、
本人が嫌なら、無理に東京に呼んだって父は幸せではないんでしょう。
娘が何をどう言ったって、心配したって父本人が首をタテに振らないことにはどうにもなりません。
この時点では、介護サービスなんか受けたくない、まだまだ一人で大丈夫と言い張っており、、、
娘から見れば、いろいろ大丈夫ではない、のですが。
本人は大丈夫と言い張る。
でも
父の歩き方、
食事の仕方、
呼吸の仕方、
見ていて思いました。
あぁ、お父さん歳とったなぁ。
岡山で一人で暮らしていくということは、一人で倒れるかもしれない、ということです。
はぁ、どうやってこれから歳をとっていくんだろうか。
これが3年近く前の2023年春でした。

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